2016年8月24日水曜日

第十九夜~第二十一夜 カササギと白い彫像と変身



第十九夜
夢のはなし。男の人が中国の美しい歌を歌っていた。琴線に触れて涙が出そうになるのをこらえていると、誰かが「カササギだ」と言う声がして、人々はみな立ち上がり空を見上げた。空一面に鳥の群れが飛んでゆく。鳥たちに交じってチャリオットを駆る古代人たちが飛んでゆく。歌のように。


第二十夜
夢のはなし。どこかの旅行の帰りだった。高台にある駅にたどり着いたら、視界いっぱいに巨大な白い彫像が二体そそり立っており、特大の丸い目に見つめられた。反対側には巨大な白い聖母マリア像が両手を合わせている。ふとどこからか白いボールが福音のように飛んできて、思わずよけた。


第二十一夜
夢のはなし。悪い人たちにつかまった。一緒にいた仲間の一人がまだ研究段階だというが仮死状態になるキャンディーをくれたので口に含む。隙を見て山へ逃げ込み、人家を見つけたところでいつのまにか小動物に変身していた。隠れるのに良さそうな物置部屋がある。さあ、丸まって眠ろう。




■夢の中に登場する動物は身近なものが多いですが、自分が動物になる夢は初めて見ました。変身願望なのかどうか。逃げる夢にはまた隠れるという行為も伴い、隠れる場所といえば、薄暗い狭い所なのです。小さな生き物になって、狭い所に落ち着く。至福かも知れません。まるで胎内回帰願望のような。



2 件のコメント :

  1. 過ごしやすくなりました。夢を見るには季節関係ありますか。
     第十九話 たくさんいるサギ(詐欺師は別として)のなかで、なぜカササギだけ特別扱いされるのだろう、というのがずっと抱いていた私の疑問です。やっとわかりましたカササギはいわゆるサギの仲間じゃなくてカラスのなかま。体形がカラスに似ている。そこでカササギがなぜこんなにモテルのだろう、というのが新たなる疑問です。ここでも戦闘馬車の親衛隊みたいな役目ですよね。
     第二十話 リオの影響かと思いました。ボールはテニスか卓球の幻影。
     第二十一話 小ウサギちゃんは童話を読み過ぎなのでしょう。分厚い童話の本を読んで夢中になっているうちに、その物語の中に吸い込まれて主人公になるというような映画ありました。ネバーエンディング・ストーリー。
     睡眠のパターンを変えたので、私も夢を見ることが多くなりました。昨日は大学で講義をうけて、今日は川で溺れかけました。現実ないし現実に考えたことをよく反映しています。

    返信削除
  2. 春麗さん、私の夢にはどうやら季節は関係ないようです。とりとめない夢なら毎日のようにありますが、夢日記にするような印象的な夢はいつやって来るのか分かりません。なぜ中国の夢でカササギなのか、根拠はないように、ボールはオリンピック以前に見た夢。逃げる夢は一番身近なものを反映しているようですが、小動物になるという変わり種だったので。現実を反映した夢は案外つまらないものが多いです。その隙間を縫ってやって来るメルヘンを探しています。私のお花畑はなかなか気難しいのです。

    返信削除