2011年11月17日木曜日

Song of Songs / Shir ha-Shirim









私にとって旧約聖書の「雅歌」は特別なもの。それを私が敬愛するセルビアの歌姫 Divna Ljubojevic が歌っているのを知りました。もともと楽曲があったのか、オリジナルなのかは不明ですが、セルビア語でしょうか。「Song of Songs 」は「雅歌」の英訳、歌の中の歌という意味で、「Song of Solomon 」ともいいます。「Shir ha-Shirim (シール・ハシリム)」はヘブライ語です。やはり歌の歌という意味。これらを踏まえると、日本語の「雅歌」は何て美しい言葉でしょう。


2011年11月10日木曜日

わたしの天使は



わたしの天使は飛び降りる
高い塔からまっさかさまに
天使は翼を広げたまま
わたしへ向かってほほえむだろう


雪が降るように真っ白に
翼は光る冬のはじめの陽射し


     わたしのもとへ落ちてきて
     わたしのこころへと落ちてきて


この窓をあけてある朝見た空のいろ
いつまでもまなうらに焼きついている
何度も何度もこの窓をあけて生きてゆく
何度も何度も思いはいつも同じでも
どうどうめぐりの河であっても


わたしはここに居る
ここに立って見上げている


ある朝目覚めるよろこび
あれは冬のはじめの陽射し
とても遠い遠い場所から時をこえて
あれは高い塔から降りきたるひかり
それを両手で受け止めるために


     どうかわたしのもとへ落ちてきて
     わたしのこころへと落ちてきて


わたしの天使は飛び降りる
この朝もその朝もめぐるひかり
わたしにやさしくほほえみながら