2014年12月25日木曜日

Mamao Chveno









ロシアやセルビアの聖歌も好きですが、グルジア聖歌もたまらなく好きなのです。どこかなつかしいそのポリフォニー。やわらかな歌声に満たされます。「Mamao Chveno 」は主の祈りの歌です。ビザンティン聖歌の中で一番心魅かれる歌かも知れません。正教にとって、歌はもうひとつの祈りであるように。




2014年12月17日水曜日

風のような音楽




指先は頬をすべって触れてゆくやさしい風のような音楽


君の背に耳寄せて聴く森があるざわめき揺れる二人の愛も


黄昏に言葉を失い泣き濡れてモルフォ蝶飛ぶわたくしの夜


白い手にからまる翼いつか見た空の余白へ飛ぼうとしてなお


愛永遠(とわ)にあかいと言って突き刺さる湖面に落ちる君の一葉


風冷えの街海に似て冬の日へ帆を上げてゆく心の船の


めぐり逢い、木の間隠れの鹿のごと見つめ合えれば運命の旅


君の目の燃える雪野へ迷いたい淋しさゆるす鍵をさがして


涼やかな風それとも愛の言葉くちびるこぼれる歌を待ちつつ